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熊本でドラム式洗濯機の分解清掃のご依頼なら肥後HCR商会へ

この度、肥後HCR商会では2020年の目玉新サービスとして『ドラム式洗濯機の分解クリーニング』を導入する事となりました。

熊本では、ほとんどの業者が敬遠されている難易度の高い技術と知識が必要なドラム式の分解ですが、他社に先駆けて導入する事で九州のドラム式洗濯機清掃をリードしていきたいと張り切っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。

さて、洗濯機の分解クリーニングって本当にそこまで必要なの?とその必要性に疑問を感じている方もまだまだたくさんいらっしゃると思いますのでここでざっくりと説明させていただきたいと思います。

少し長くなりますが、お付き合い下さい。

まず、洗濯機は、おおまかには2種類あります。

縦型式とドラム式ですね。

縦型と横型ですからそれぞれにメリット、デメリットがあり構造が全く違うので、不調の原因や洗濯機洗浄の目的も実は違ってくるんですね。

ここは、洗濯機クリーニングのブログですからそれぞれのメリット、デメリットを語るよりも洗浄の必要性にフォーカスした内容だけにさせていただきたいと思います。

縦型洗濯機の場合は、洗濯槽の見た目側がいくら綺麗でもその裏側にはカビやヌメリなどの雑菌軍がびっしりと繁殖し、その事が原因で臭いもひどくなってきます。長期にわたりそのこびりついた汚れは洗濯槽クリーナーなどではとても太刀打ちできないものに育まれていきます。

物理的にブラシなどで擦って汚れをしっかり落としてやらない事にはどうにもならないものなんです。よって完全に除菌をするには分解するしか方法はなく、漬けおきタイプの洗濯槽クリーナーを使っても汚れの半分も取れないのが現実です。そのままにしておく事で衣類の雑菌や臭いが元でアレルギーを引き起こした例も確認されています。

次にドラム式ですが、ドラム式の一番のメリットはその形状を利用した乾燥能力です。そのため洗濯槽の裏側などのカビやヌメリはそこまでひどくはありません。なにせ一回一回乾燥させますからね。

ただ、乾燥させるための温風が通る通路の綿ボコリの溜まり具合はなかなか強烈です。新品でも通常1年使用していればかなりの綿ボコリが堆積しており、このことが原因で乾燥機能を徐々に鈍らせていきます。知らぬばかりに乾燥機の故障と思い込み高いお金を払って買い替えることなども出てきます。(乾燥機が効かなくなってしまったドラム式は、なんのためのドラム式ののかよく分からないですね・・・)

ドラム式洗濯機の分解清掃は税込みで33,000円と少しお高く感じるかもしれませんが、分解の難易度、所要時間、外さなければならないネジ、ボルト、配線、ホースなどは膨大な数になりますのでご理解のほどをよろしくお願いします。新しいものに買い替えても同じことの繰り返しになるだけなので本当に故障して製品寿命がくる(約8年~10年くらい)まではクリーニングをして使用しつづけた方がはるかに費用対効果は高いと考えております。また、あまり長い期間お手入れを怠るとサビや強い固着が原因で分解が不可能になってしまう事が多々あるのも洗濯機クリーニングの特徴です。

エアコンでも何でも機械製品はそうなんですが、通常使用の状態から無理をさせる要因が長く続くと故障につながり、最悪は再起不能に陥ってしまいます(人間も同じですね)

分解クリーニングの目安のタイミングは、縦型タイプで悪臭がしたり、ワカメのようなゴミが浮いていたら、ドラム式タイプですと乾燥機能が低下してきたと感じたら洗浄サインと思って下さい。

こまめなお手入れが製品の機能を十分に活かす事になり、健康被害を低減させてくれる事は言うまでもありません。